空き家相談 CONSULTATION

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空き家対策に役立つ補助金制度。各自治体の支援制度をチェックしよう!備前市

少子高齢化とともに、全国的な空き家の増加が社会問題として関心を集めています。空き家は所有しているだけでリスクやコストが伴いますが、利活用するための解体や修繕にはまとまった費用や手間がかかり、その負担も空き家を放置する要因のひとつとなっています。空き家の処分や利活用を考えてはいるものの、費用面などの問題から「なかなか踏み切れない」と悩む所有者も多いのではないでしょうか?

 

より深刻化する空き家問題に対し、国では空き家に関する対策を強化。その取り組みの一環として、自治体ではさまざまな補助金や支援制度を用意しています。補助金や助成金を受けることで、空き家の処分や活用時にかかる費用や手間を抑えることができます。

 

 

空き家の補助金制度は市町村によって扱いが異なる

 

空き家対策に関する補助金は、以下の4種類に大きく分けられます。

 

・空き家の解体・除去に関する補助金

・空き家の改修(リフォーム)に関する補助金

・空き家の管理・維持に関する補助金

・空き家の取得に関する補助金

 

岡山県内の各市町村でも、空き家に関するさまざまな補助金制度が用意されていますが、その内容や名称、金額、条件は異なります。

 

まずは空き家のある地域の自治体にどんな補助金があるのか、自治体のウェブサイトやパンフレット等をチェックしてみましょう。自治体によっては、空き家や住宅・不動産関連の相談窓口を設けられている場合もあります。

岡山県内の補助金制度・備前市の例 その①

・備前市「空き家片づけ応援補助事業」

 

備前市空き家情報バンクに登録された物件に対し、家財道具などの搬出・処分費用の一部を補助してくれる制度です。補助対象経費の3分の2以内で、20万円を上限(千円未満は切り捨て)とします。

  • 受付期間…令和5年4月1日から令和6年2月28日まで

※予算が無くなり次第終了  ※片づけを開始する 1 週間前までに申請

https://www.city.bizen.okayama.jp/site/bizen/4343.html

 

岡山県内の補助金制度・備前市の例 その②

・備前市「備前市空き家改修促進補助事業」

 

賃貸を目的をとした空き家等のリフォームを行うことに補助をする制度で、市内に所在する空家等の所有者等、または県内に本店等所在する賃貸代行業者であることなどが条件です。補助対象経費の3分の1以内で、30万円を上限(千円未満は切り捨て)とします。

 

  • 受付期間…令和5年4月1日~令和6年 1 31 日まで

※補助金の交付決定には一定の期間を要す

※予算がなくなり次第、受付を終了

※事業終了後、速やかに実績報告書を提出(3 31 日までに提出)

https://www.city.bizen.okayama.jp/site/bizen/12291.html

 

 

上記に挙げた備前市の制度以外にも、多くの市町村で空き家改修や老朽化危険家屋の撤去、移住促進に伴う空き家片付け事業などの補助制度が用意されています。年度ごとに申し込み期限があり、予算によっては金額や条件等が異なる場合も。空き家対策への利用を考えているなら、早めのリサーチや問い合わせを行うことが肝心です。

 

T.omorrow では空き家対策、不動産活用に関するさまざまな相談を受け付けています。ぜひお気軽にお問い合わせください。